利子付き奨学金を抱えている人の最強の投資は「繰り上げ返済」

昨今奨学金の問題がニュースで取り上げられることが多くなりました。

「毎月の支払いが苦しくて貧乏生活」や「奨学金が返せなくて自己破産」みたいな記事は、

一定の需要があるのかビジネス誌でもたまに見ます。

 

かくいう僕も奨学金の返済に苦しんでいる一人。

※ちなみに以前「大学院進学に理想を抱き、結果奨学金300万円を負った哀れな既卒フリーターの話」という記事を書いています。

そして最近まで極度にマネーリテラシーは低かったと思います。

 

多額の奨学金返還額を抱えつつ、まともに就職もせず、あろうことかヒモにまでなりました。

ほとんど憧れのみで大学院に行き、そこそこの成果は残せたものの、研究者の道は「やっぱりむずそう」で諦める始末。

 

より膨らんだ奨学金返還額に恐れおののき、とりあえず返還猶予願いを申請。

その猶予願いの枠を外れると、今度は目の前の負担を減らすことを考え減額返還申請。

かと思えばローンで楽器を買ったり、、、

と今振り返ってもかなりのダメなクズだな、と自分でも感心してしまいます…

 

さて、本記事の趣旨は奨学金の繰り上げ返還について。

内容は日本学生支援機構の奨学金に限ってますので悪しからず。

「ちゃんと奨学金の返還のことを理解している人は少ないのでは?」というのが少なくとも僕の周囲を見た感想です。

 

僕のようなどうしようもない負け組とまで言えば失礼ですが、

同じように漠然と奨学金返済を捉えている人にとって、1mmでも有益な情報になれば幸いです。

そもそも奨学金の利子を把握しているか?

そもそも奨学金の利子を把握しているでしょうか?

 

大学における日本学生支援機構のものに限っていえば、主に第一種奨学金と第二種奨学金に分けられます。

第一種奨学金は利子なし、第二種奨学金が利子ありですね。

 

第二種奨学金の返済利率は自分で選ぶことができます。

これには利率固定方式と利率変動方式があります。

ここでは詳しくは割愛します。

参考サイトを載せておきますので「?」な人は御覧ください。

奨学金の返済利率「固定と見直し」どっちが得?

 

で、僕は学部生時代の第二種奨学金は利率固定方式を選択していました。

利率は1.4%でした。

また時間がある時に算出しますが、これをもとに僕の奨学金の返還額は決まってくるわけです。

 

第二種奨学金では「貸与額」以上の金額を返済することとなります。

シンプルな話ですが貸与総額を超える部分が「利息」であり、余分に払うお金なわけです。

これが奨学金は借金だ、と言われる1つの由縁です。

 

利子付(二種)奨学金を抱えている人は貯金などしている場合ではない

ちょっとタイトルで煽ってます。

いや、もちろん貯金は大事です。

ですが僕を含む多額の利子付奨学金を抱える債務者は一刻も早く奨学金を返すべきなのです

 

それは別に自分の返還が、今の学生への奨学金にスライドする、という使命感の話ではありません。

そのままのペースで返済していると、超無駄金を払うことになる=むっちゃ損するからです。

 

例えば僕の場合、学部の時の第二種奨学金の月々の返済額は16,462円。

これは底辺リーマンの僕からしたら相当痛い出費です。

これのどれくらいが利子だと思いますか?

ざっくり3,000円強です。

返済している金額の約20%が利子

3,000*12=36,000円、一年で利子に対して払っているのが現状です

 

※ちなみに元金が大きいうちは、利子も大きいので、事実上毎月支払う利子はすこーーーーーしずつ減ってはいっている。

 

はっきりいって、こんな状態で貯金しても貯金とは言えないですよね。

だって金は現実には銀行に預金しているものの、実際は余分な利子を払っているわけですから。

 

多額の奨学金を抱えている人は投資するより「繰り上げ返還」

むろんこんな状態で株や投資をするのはアホの極みです。

どんなに堅実な分散した投資信託でも元本割れのリスクはあるわけですよ。

 

僕ら利子付奨学金を抱える債務者は、そこそこの貯金があれば、後は投資などしている暇はありません。

するべきは一刻も早く奨学金の利子を減らす「繰り上げ返済」です。

 

繰り上げ返済は元金をゴリゴリ削る返済方法です。

つまり繰り上げた分は利子がかからない。

例えば12ヶ月分を繰り上げ返済したとすると、

約3,000*12=3,6000円払わずに済んでいるわけですよ。

 

奨学金の繰り上げ返済は利子を払わなくて済む分、

マイナスのない投資みたいなものです。

 

おわりに

僕はかなり性格の悪い人間ですので、以前は奨学金を抱える事実そのものを憎んでいました。

「なぜ周りは借りてないのに僕は借りなきゃいけないの?」

「社会人になって皆給料を自分の好きなことに使っている。けど僕は使えない」

などなど。

 

と、まぁいくら嘆いても自己責任なんですよね。

奨学金を借りずにバイトで賄っていた友人もいましたし(これはかなりきつそうだった)、

優秀であれば利子無しの奨学金をゲット出来るわけですし、

自分のがんばり次第ではポンと奨学金を返せる職につけちゃうわけですよ。

 

なのに言い訳ばかりで、しない。

というわけで悲しいかな、この現実を招いたのは全て自分ですので、粛々と繰り上げ返済に勤しみましょう!

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