kindle unlimitedはアマゾンのサービスです。
月額980円でかなりの冊数が読み放題のプラン。
しかも初回30日は無料です。
ただ、どうしようもない本が多いのも事実です。
実際僕も「なんだこれ…時間を無駄にした…」と思うことが多々あります。
一時期は嫌気がさして、解約していました。
で最近また登録し直しました。
微妙にラインナップが変わっていくみたいなんです。
「えーこの本も読み放題で読める!まじで良いの?!」と思うこともしばしば。
そこで今回はkindle unlimitedで読める個人的に良かった本を挙げてみたいと思います。
※「本は冊だろ」というご指摘がありそうですが、著者でくくったものもありますのでそうしました。
なおkindle unlimitedでは突然読み放題の対象から外れたりします。
以下に列挙する本が読み放題で無くなってしまっても悪しからず。
目次
戦略読書日記
「ストーリーとしての競争戦略」の著者である楠木健さんの書評集。
僕は氏の極めて論理的な文章に惹きつけられるのだが、同時に最高のユーモアを持つ御方でもある。
特にこの戦略読書日記ではそのユーモアっぷりが遺憾なく発揮されていて、お腹を抱えて笑った箇所もいくつかあった。
が、もちろん極めて真面目な本である。
楠木氏の本での気付きが共有されていて、その本質とは何か?という点が掘り下げられていて大変面白い。
好きなようにしてください
これも上に挙げた楠木健氏の著作。
News Picksでの質問コーナーにおける回答集を集めたもの。
若者の「起業したいのですが」という質問もあれば、子供を持つ親からの「子供のことで仕事を辞めるべきでしょうか?」というような質問もある。
これらの質問に対し、楠木氏はほぼ一貫して「好きなようにしてください」と回答されている。
もちろん、それで終わりではない。
なぜ「好きなようにしてください」なのか?
これを理路整然と語るその後の文章がめちゃくちゃ面白い。
問題の抽象化や、課題の整理の仕方など、氏の思考を追随出来る良書。
本質を見抜く「考え方」
物事の本質を見抜くための考え方が詰まった本。
いわゆる即効できくビジネス書とは一線を画する。
「自分の頭で考える」というテーマを基に、そのヒントが散りばめられている本です。
人種や日本人の国民性なども加味した、考え方のエッセンスが凝縮されている。
例えばよく「仮説と検証が大事」というが、では「なぜ仮説が重要か?」という点にもガッツリ言及されている。
歴史を学ぶ意義や、直感を大切にすべき理由、ポジションをとることの重要性など、勉強になる点がモリモリ。
もっと早く読みたかった本の1つ。
いつ、誰が相手でも必ず盛り上がる 銀座の雑談手帳
ぶっちゃけ僕は雑談が超苦手です。
なので数ヶ月前に婚活をしてた時はかなり苦労しました。
そんな僕のようなコミュ障を助ける1冊がこの本。
夜のお仕事の世界は雑談出来てなんぼ。
その雑談のヒントが詰め込まれた良書。
例えば話題が無くて、妙な沈黙が生まれ、ソワソワして「あぁ何話そう何話そう」という状況がよくある。
本書はそんなシチュエーションへの対応にも言及されている。
鬼速PDCA
「PDCA、PDCA」と就活を始めたくらいからチラホラ耳にし、社会人になると当たり前のように「PDCAを回せ!」と言われた。
でも「結局PDCAってどうやって具体的に回すのさ?」という疑問には意外と答えられる人は少ない。
本書はPDCAの回し方について、超詳しく解説した本だ。
ただ、言っておくがかなりシビアな回し方でもある。
それでも最初にゴールを設定して、そのギャップを認識し、では課題は何か?という、PDCAにおける最も重要なスタートから解説されているので大変ありがたい。
これすら出来ない上司がごまんといるのが現実です。
PDCAのAは一般的に「Action」と認識されていますが、具体的にアクションって何?どうするの?というモヤモヤを数年抱えていました。
この本ではAを「Adjust」と紹介していて、そのやり方も含めてかなりしっくりきました。
個人的にはこの発見が一番大きかった。
なんでお店が儲からないのかを僕が解決する
ホリエモンの本も数冊kindle unlimitedで読めます。
意識高い系であれば「多動力」を挙げるところですが、僕は食に携わる仕事をしているので本書を挙げました。
お店がなぜ儲からないのかについて、堀江氏が肌感覚を以って切り込んでいく本。
なのですが本書の一番の収穫はやはり巻末のお店リスト。
大体東京の店ですが、グルメな堀江氏のお墨付きとあれば、美味くないわけがない。
僕はこれを見て、東京への異動を会社に申請しました。
山本義徳 業績集
筋肉博士として知られる山本義徳氏。
その氏の業績集が読めるからこんなに嬉しい事はない。
トレーナーとしてはもちろんのこと、論文や書籍を若い頃から読みまくった氏の知識と経験に基づいた骨太な本。
ビタミンで1冊、ミネラルで1冊、炭水化物で1冊と、とにかく掘り下げがすごい。
「筋肥大・筋力向上のプログラミング」に載っている「101理論」を知ると、筋肉痛なのにトレーニングに打ち込むがんばり屋さんにはまずなりません。
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 宣伝会議
田端信太郎氏の著書。
もう数年前の本。
だが、全く古さを感じさせないし、むしろ今読んだほうがしっくりくるのでは?と思わせられるからすごい。
特にコンテンツの軸をストック型・フロー型で解説する箇所が最も秀逸。
まんま個人のブログ・ツイッター・インスタ戦略に応用できます。
山口本
最近どっぷりハマった山口周氏の著書も数冊読めます。
「天職は寝て待て~新しい転職・就活・キャリア論~ (光文社新書)」や「世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書)」や、最近書かれた「武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」もあったりします。
素晴らしいです。面白いです。ぜひ読みましょう。
ちなみに山口氏の本について言及した記事は以下
本を読んではいるが効果を感じていない人には「知的戦闘力を高める 独学の技法」がオススメ
おわりに
kindle unlimitedの読める本は変化していっているので、またボチボチ追加していきたいと思います!
他にも面白い本が多々ありますので、初回30日だけでもkindle unlimitedを試してはいかがでしょう