東京のムンク展に行ってきた

最近、アートにハマっている。

フリーのインプロヴィゼーションとアートについて

主に美術の作品の鑑賞だ。

 

さて、先日東京出張があった。

木曜だったので金曜に有給を取り、セルフ3連休を実現。

金曜の目的は「ムンク展」に行くことであった。

ムンク展―共鳴する魂の叫び|東京都美術館

 

ムンク展がやっていることは知っていた。

だが、東京限定であった。

 

例えばフェルメール展は現在東京で行われているが、来年2月からは大阪でも開催される。

ムンク展は行きたいなぁというタイミングだったのでラッキーな出張であった。

実際に行ってきたわけだが、かなり良かった。

 

以下プチレポートを混じえて書いていく。

そもそもムンクとは?「叫び」だけじゃない!!

ムンクというと「叫び」が超有名。

かなり有名な話なのだが、誤解している人もかなり多いと思うので、あえて補足。

あの「叫び」は顔を押さえている人が叫んでいるのではない。

 

「僕は、2人の友人と散歩していた。陽が沈んだ。突然空が血のように赤く染まり、僕は憂鬱な気配に襲われた。立ち止まり、欄干に寄りかかった。青黒いフィヨルドと市街の上空に、血のような、炎を吐く舌のような空が広がっていた。友人たちはいってしまい、僕は一人不安に震えながら立ちすくんでいた。自然を貫くひどく大きな、終わりのない叫びを、僕はその時感じたのだ」(マティアス・アルノルト著、真野宏子訳「エドヴァルド・ムンク」より)

 

上の引用からもあるように、叫んでいるのではなく、「叫び」を感じ耳をふさいでいる。

で、引用から考えるに、耳をふさいでいるのはムンク自身ということになる。

 

今回ムンク展に行って思ったのだが、ムンクの絵は実に興味深い。

暗いと1言で済ましてしまうには惜しいほど、多くの「負」の内面をキャンバスに描いている。

しかも大半はビビットな色で。

これにかなり魅了されてしまった。

 

ムンクの生涯は結構波乱万丈で、若いときには身内の不幸や恋に苦しんでいる。

そういった心象を絵にしていて、人を惹きつけてやまない。

 

実際に行ってきた

実際に行ってきた。

場所は東京都美術館。

上野駅付近のカプセルに前日泊していて、せっかくならと当日「上野の西郷さん像」を見た後に美術館へ向かった。

途中「フェルメール展」をやっている上野の森美術館や上野動物園の前を通ったが、開館・開園前だというのにかなりの列。

こりゃすごいなと思っていたら、案の定東京都美術館も、行列。

というかこっちのほうがすごい。

 

チケットを買う。

当日券で1600円。

美術館でクレジットカードを使えるのは良い。

田舎の美術館も早く対応してもらいたい。

 

ものすごい人の行列の中、いよいよムンク展の中に足を踏み入れた。

ちなみにこの日は平日金曜日の10時だったにもかかわらず、決してゆったり見れないほど人混みで溢れていた。

有名所の展示はいつもこうなのだろうか?

土日はもう人でごった返していると推察した。

 

さて肝心のムンク展だが、大満足。

自画像に始まり、有名所では「マドンナ」「吸血鬼」「嫉妬」などの展示。

「叫び」の後も、いくつかの展示。

出口付近は晩年の作品もズラっと並べられていた。

 

僕が特に印象的だったのは「自画像」(どの自画像が忘れた)と「接吻」と「晩年の自画像」(名前忘れた)。

自分の自画像に腕の骨も描写してしまうとは、中々度肝を抜かれた。

 

「接吻」は「叫び」等と同じく、いくつかのパターンがある。

初期は「接吻」と分かる絵。

だが回を重ねるごとに、どちらの頭かわかぬほど、顔が合体している様に見える。

※実は「叫び」の有名なものは複数作品の1つでしかなく、全部で5つあるのだ!

 

晩年の自画像は、自分の死期を悟っていたのか、時計とベッドの描写が妙に脳裏に焼き付いている。

 

ハッピーさはあまりない。

大体「負」の感情がこもった心象風景を、時に鮮やかに描くムンク。

完全にハマってしまった。

 

2019年は美術館巡りを加速させる

というわけで、ムンク展は大満足であった。

まだの人は是非行ったほうが良い。

なにせ本物は基本的にオスロにしかないからだ。

 

2019年は美術館巡りを加速させたい。

とりあえず2月のフェルメール展は絶対行くし、レポートしたい。

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