先日の記事でも書いたが、タンタンタイガーに行きたいがために出張で自主延泊した。
中々都内にこれる機会はない。
中でも「まさ吉」は是非行きたかったのだが、予約がとれず惨敗してしまった。
「まさ吉」のことは以下の記事に書いてます。
【東京・名古屋・大阪】あまり人に教えたくない美味しい(らしい)お店【福岡・沖縄】
落胆している暇はない!と自作の「行きたい店リスト」を見ていて「ここには絶対行ったろ!!」と思った店がある。
それが「SHIBIRE NOODLE 蝋燭屋」(以下 蝋燭屋)だ。
今回、想像を絶する痺れを体験してきたのでレポートしたい
銀座に蝋燭屋あり
その蝋燭屋は銀座にある。
銀座駅から歩くことおよそ3分。
大通りから一本はずれた通りにあり、注意しなければ通り過ぎてしまいそうであった。
お目当ての「蝋燭屋」だ。
僕が行ったときはまだ開店してなかったが、既に客が並んでいた。
恐るべき人気店。
昨今の「刺激」ブームと蝋燭屋
以下、本業で他会社の営業さんから聞いた話。
昨今は「刺激」が1つのキーワードとなっているらしい。
世間では「強炭酸」や「強アルコール」など、手軽に強めの刺激を味わいたいニーズとマッチした商品がヒットしている。
その中で「痺れ」という刺激も人気とのこと。
中でも都内の「蝋燭屋」はかなりの刺激、かつかなり人気とのことであった。
「辛味バカ大将」の異名を持つ僕としてはどうしても蝋燭屋に行ってみたかった。
話を聞いてからおよそ2ヶ月。
ついに行く機会を得たわけだ。
痺れの極み「麻婆麺」
開店前並んでいると、ある張り紙が目に付いた。
なんと夜は限定20食しか出していないとのこと。
うーん、早めにきて良かった。
開店。
食券制となっていた。
麻婆麺と、東京案内をお願いしたS君用に汁無し坦々麺を購入。
ちなみに麻婆麺、酸辣湯麺、担々麺は1000円、汁無し坦々麺は980円であった。
食券を店員に渡すと「辛さ」と「痺れ」のレベルを聞かれた。
せっかく痺れの聖地に来たのだからと「倍辛」にしておいた。
注文後、しばらく待つ。
と、やってきました「麻婆麺」。
すごい、花椒の香りが顔を近づけなくてもプンプンしている。
いざ実食。
グオォォッ!?痺れる!
これは予想以上。
舌が痛くなるほどに花椒が効いている。
唐辛子の辛さもあるのだが、メインは花椒。
痛い!美味い!痛い!という息つく暇もない大変な状況だ。
いやぁ、麻婆自体も苦味がわりと効いていたり、甘み・酸味がほどほど効いていたりで美味い。
麺はやや硬く、締まっている。
小麦の風味も強めだなと感じた。
そんなの蹴散らすくらいに花椒が効いているが。
途中くらいまで食べた後、最初っから気になっていたぶどう山椒オイルをかけてみる。
(写真がブレているのは気にしない)
なんだこれ!!!めちゃくちゃ合うじゃないか!!!
オススメです!
山椒フレーバーも加わって、爽やかさが増し、相当美味くなる。
と、ここまでくるともう舌は完全にイカレている。
水を飲むと、その水が舌の痺れに追い討ちをかけるほどだ。
わかるだろうか?
痺れを緩和しようとして摂取した水が、逆に舌の痺れを誇張させるのだ。
ま、とりあえず体験してきたほうが早いと思う。
が、美味いんだこれが。
「汁無し坦々麺」も美味しいよ
麻婆麺で悶えている横で、S君は美味しそうに汁無し坦々麺をかっこんでいる。
写真はS君が食らう前。
それも充分美味しそうだったので、少し味見させてもらった。
めちゃ濃厚!
まじで汁は無いです。
風味が強く、べったりしていて、タレと麺が絡みまくっている
ナッツの風味が強くて、これがかなりいい感じ。
あとパクチーもややアクセントになっている。
これは苦手な人にとっては苦手だろうな
僕は好きだから良いけど。
うん、美味いぞ汁無し坦々麺。
まとめ:超ど級の痺れを味わいたいなら銀座の「蝋燭屋」はマジでおすすめ
痺れて、悶えて、完食した。
美味かったし、不思議な満足感に包まれた。
ちなみにもう一回言うけど、夜の麻婆麺は数量限定ですから!!
開店と同時に行ってくだされ!!
しかし、ここまで舌が痺れたことは人生初めてである。
思わず「健康になんらかの障害でも起こるのではないか?」と考えてしまうほどの痺れだ。
だが、断言する。
むっちゃ美味い。これはクセになるぜ。
そんなこんなで再訪を胸に近い、店を後にしたのであった。
糸冬