東洋のハワイ、鹿児島の「指宿」と言えば、やれ「砂蒸し温泉」とか「篤姫」とか言われる。
だが、意外と老舗の作る銘菓があることは知られていない。
それは鳥越屋が作る「いぶすき路」だ。
先日帰省した際久々に食し、郷愁と感動を覚えたので、この銘菓を是非紹介していきたい。
「いぶすき路」を売っている鳥越屋
「いぶすき路」を製造・販売している「鳥越屋」。
中々地元民にしかわからないようなところに位置している。
詳細な場所はいかんとも表現し難いが、有名な砂蒸し温泉「砂楽」にわりと近い。
ちゃんと駐車場があるので車でも行けます。
お店の外観。
入り口。
イートインスペースもあります。
鹿児島の郷土菓子「かるかん」もあったり、指宿が生産量日本一のそら豆を使った菓子もある。
シナモンの効いた芋菓子「いぶすき路」
で、これが「いぶすき路」。
前は紫色っぽいパッケージだったけど、変わったっぽい。
これが中身。
いもあんがつまっていて、外側にはバッチリシナモンがかかっている。
素朴な味で、派手さはないけど食後に「あぁ…美味い…」という余韻が残る。
ちなみにこの「いぶすき路」、超ビッグサイズもある。
名前を「いも丸」という。
デカイ。
ちなみに中はこんな感じ。
「いぶすき路」は親子三世代に愛される銘菓
このいぶすき路をいつから僕は食べていただろう?
何か来客の際、わざわざ家族が買いに行き、そのおこぼれをもらった記憶が多い。
老舗が作る、老舗の味「いぶすき路」は地元の人に親しまれている。
僕の家も、母親を筆頭に熱烈なファンばかりだ。
先日も鳥越屋に行き、いぶすき路を家族分購入。
今年亡くなった祖父も「いぶすき路」が好きだった。
早速、帰宅後お供え物として、祖父に。
その後、家族全員に配った。
世代を超えて愛されるお菓子が指宿にあるのは、何だかとても良いなと感じた出来事だった。
まとめ:指宿に旅行にきたら是非いぶすき路も食べてみよう
鳥越屋の「いぶすき路」は指宿に来たら、是非買って食べてみよう。
ちなみにあまり他の所で売っているのを見たことがなく、道の駅指宿にあったくらいだと記憶している。