名古屋。
東京、大阪につぐ大都市にもかかわらず、僕は行ったことが無かった。
だが先日ラッキーなことに出張で名古屋に行く機会があった。
名古屋で美味しいと言われる条件は「味が濃い」「ドロっとしているかモタっとしている」「量が多い」だと上司が言っていた。
これを検証すべく、数軒お店を回ってきた。
県外人からの印象として、メモとしてお店を紹介していきたい。
煮込うどん 山本屋本店
味噌煮込みうどんの本場の味わおうと思い、行った店が山本屋本店
開店10時になると一番乗りで入店した。
するとびっくり。どんどんお客が入ってくる。人気なんだな、と思った。
頼んだのはスタンダードな味噌煮込みうどん。
普段関西のうどんに慣れ親しんでいるので、プチ衝撃だった。
「少し火の通りが甘いのでは?」と思わされるような麺の状態。
中心部は粉っぽく、だんごっぽい印象があった。
出汁は味噌感も強いけど、何と言ってもカツオ節の酸味が強い強い。
これが八丁味噌とマッチして、独特の味になっていた。
小指サイズほどの名古屋コーチンが1切れしか入っていなかったが残念であった。
これはディスりでもなく素朴な疑問なのだが、名古屋人はあのだんごっぽい麺を本当に美味しいと思ってお召しになっているのだろうか。
カクキュー
初めに忠告しておく。
名古屋に来たからといって、僕のように気軽に八丁味噌の蔵に行くものではない。
名古屋駅からだと意外と遠いのだ。
乗り継いで約1時間ちょい。
蔵を見て回った後は八丁味噌ソフトクリーム。
「キャラメルみたい」と店の人はおっしゃっていたが、そんなことは無かった。
だが意外にも美味しかった。
上からかかっている八丁味噌パウダーも、その塩味とソフトクリームのマッチに一役買っていた。
きしめん よしだ
きしめんも食べようと思い、入ったのはこちら。
カレーなどにも惹かれたのだが、スタンダードなきしめんを頼む。
麺は不思議な触感で、もちもちしながらもつるっとした表面。
柔いのだけどクタクタではない、といった印象であった。
食感は良かった。
出汁。
これにもかつおが効いており酸味があった。
意外にもあっさりめ。
しかし、関西のような出汁ではないし、関東のようなしつこい濃さでもない。
その真中の味というのにふさわしいな、と感じた。
trunk coffe
TRUNK COFFEE BAR [NAGOYA/JAPAN]トランク コーヒーバー
あまり時間がなかったのだが、最近浅煎りコーヒーにハマっているため、出張先や旅行先でも行くことにしている。
今回はトランクコーヒー。名古屋駅から地下鉄を使い8分ほどで着く。
地下から上がると店はすぐだ。
あまり時間のないコーヒー好きなビジネスマンにオススメである。
店内は北欧テイストで、わりとラフに椅子やテーブルがあった。
頼んだのはエチオピア。
リラックス出来て良かった。
味仙
台湾ラーメンも名古屋が発祥っぽい。
名古屋駅にもあるこちら
手羽先と台湾ラーメン
これがまた、とにかく辛い。
僕は辛み耐性にはわりと自信のある方だったのだが、ここにはやられた。
手羽先はたまり醤油の感じ強め。
あとバッチシ唐辛子が効いている。これは唐辛子の旨みというか、味も感じられて美味しかった。辛いけど。
次に台湾ラーメン
手羽先を先に食べ、すでに口が辛味に侵されていたので、これには参った。
食べ勧めるごとに痛い。
しかしよく味わってみると鶏がらスープに醤油を効かしたシンプルなものに、これでもかってくらいのにんにくと唐辛子が入っていた。
食後は口が臭くなること必死なのでご注意を。
まぁまぁ美味かった。辛くて口は死んだが。
それにしても大人気で満員だった。
さらに若い女性も兄ちゃんもおっさんも皆台湾ラーメンを食べていた。
矢場とん
最後に味噌カツを食っておこうと思い、ここに。
実はチェーンで大阪にもお店はある。
矢場とん自体に行くのは初めてであった。
わらじとんかつを注文。
普通のソース、味噌ソースの2つを楽しめる。
…正直普通のソースで充分じゃないかな、と感じた。
次はカツを味噌ベースで煮込んだものに挑戦したい。
次回行きたい店リスト
スパゲッティ・ハウス ヨコイ
名古屋名物|元祖|あんかけスパゲッティ[スパゲッティ・ハウス ヨコイ]
ここではあんかけスパゲッティなるものに挑戦したかった。
腹の限界がきて行けなかった。次回は必ず
喫茶 むらやま
小倉トーストを食べられれば、まぁどこでも良いのだが、とりあえずエスカ内にあったので。
小倉トースト&コーヒーは本当に美味しそう。
また6月に行くので追記しようと思ふ