今更ながら「嫌われる勇気」を読んでアドラー心理学にハマり、実践の難しさを知った

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」という本がある

 

アドラー心理学のエッセンスがつまっている本で、アドラー心理学の初心者にもオススメだ。

ずっと前にこれを読んで、僕はアドラーを知ったつもりになっていた。

 

僕は日々スキマ時間にオーディオブックを聴いている。

※オーディオブックは超勉強になる。どんな本がいいか僕なりの答えは以下の記事

オーディオブックでどんな本を聴いたらいいか僕の解を語る

 

疲れて本を読めない時、また家事をしながら本を「聴く」ことが出来るので非常にオススメだ。

ふと、オーディオブックのチケット交換券が余っており、どの本と交換しようか迷っていた。

 

最近人気のものはあまりピンとこず、目に止まった「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」を買ってみることにした。

これが、衝撃的であった。

わかったつもりでいたアドラー心理学だったが、それは僕の多大な勘違いであった。

 

また以前、同僚がアドラー心理学を読んだけどピンと来なかった、と言っていたのを思い出した。

当たり前である。

本書でも述べられているが、それは人生の多くの時間をかけて実践し、ようやく身につく考え方なのだから。

パッと読んで何かが変わった気になるクソみたいな自己啓発本とは一線を画しているのだ。

 

そして、今の僕にグッサグサ刺さった。

 

実をいうと、最近僕は婚約破談を経験した。

婚約破談や破棄なんて都市伝説なんじゃないかと思っていたのだが、あるんだなコレが

まさか僕が身をもって体験するとは、とついこの間まで思っていた。

そして、心身が疲弊していた僕にとって、アドラー心理学の教えは今後の指針に思えた。

※婚約破談1月を経て大分落ち着いてきた心境を語った記事は以下

婚約破談を言い渡されて1月経過したので心境の変化を語っていく

 

さて、本書は青年と哲人の対話を通して、アドラー心理学の概念が述べられている。

まだまだアドラー初心者なのだが、とりあえずビビッときた本書の内容を3つほど簡単に紹介してみようと思う。

目的論

有名なところではこの「目的論」。

 

気に食わない発言を受け、怒りで我を忘れ、相手を罵った。

よくある話だと思う。

カッとなってやってしまった、というような話だ。

 

だがアドラー心理学では原因ではなく、目的が先に来る。

つまりさっきの事例では「相手を屈服させようという目的」があり、「怒りという感情を手段として作り出し罵った」と考える。

 

怒りはただの道具である。

怒り以外の手段を知らないから怒ってしまう。

これは未熟以外の何者でもない。

この目的論にたてば、怒ることをやめることが出来るのだ。

 

言動・行動に「なぜ」と問うべきは「原因」ではなく「目的」。

これが「目的論」だ。

 

嫌われる勇気

本書のタイトルにもなっている「嫌われる勇気」。

本書の中で哲人は、自由とは「嫌われる勇気」だと説く。

 

嫌われない、ということは周囲の人全員の顔色を伺うということだ。

そんな生き方は息苦しいし、またどこかでガタがくるものである。

 

自由である、ということは他者から嫌われても構わない、自分が自分のために生きる「嫌

われる勇気を持つことである」と本書では述べられている。

 

本書の中で哲人はこう語る

「自分が自分のために生きなければ、一体誰が自分のために生きるのでしょう」

 

人生は連続した刹那

本書の中で、青年は人生に満足していない。

図書館で働いているが、一生本の貸し借りに従事する気はないという。

いつかは何かデカいことを成し遂げたい!

そう思い、悶々としている。

 

そんな青年に哲人はこう問いかける。

志なかばで死んでしまった人間の人生は失敗だったのだろうか?と。

 

アドラー心理学は過去でもなく、未来でもなく、この瞬間を精一杯生きることを考える。

人生とは連続した刹那。

今この瞬間をダンスしようと青年に優しく語るのであった。

 

おまけ:アドラーとホリエモン

この「人生は連続した刹那」という言葉からホリエモンを連想した。

僕はホリエモンこと堀江貴文さんについてあまり深く知らない。

信者でもなく、本を数冊読んだことがある程度だ。

だがそんな僕の心をガッチリつかんだ有名な動画が近畿大卒業式でのスピーチだ。

 

この最後にホリエモンは「今を生きろ」としめくくる。

本書を読み終え、僕は「なるほど、実はホリエモンはアドラー心理学を学んでいたのだ」と思っていたのだが、そうでは無かった。

 

古い記事だが、「嫌われる勇気」の著者岸見一郎氏と古賀史健氏と堀江氏の対談があった。

ホリエモンが共感したアドラー心理学が教える現代サバイブ術

ホリエモンもほれた閉塞した社会を切り開くアドラーの教え

 

小さいときから、アドラーに近い思想で生きていたという。

なんともびっくりな話である。

 

おわりに

実は、僕も青年と似たところがあった。

小さい頃にはなんとも思わなかったが、やはり成長すると同い年の人間が活躍してくる。

 

例えば卓球のすごい少女とか、王子と呼ばれた高校球児とか、仮面ライダーを演じたイケメン俳優とか。

有名人に目を向けなくとも、同い年の友人では僕の何倍も稼ぐものがいる。

あるいは美人の奥さんをもらったり、子供もいたりして楽しく暮らしていたりする。

それに比べて自分はどうだろう?

確かにこういう思いは、ずっとあった。

 

だが、アドラーの視点に立つことで、自分の人生を生き、今を精一杯生きようという考えに変わってきている。

100%そう思ってコミット出来ているかと言われれば余念は残っているが、僕は今後の人生で実践してみようと思う。

 

まだまだアドラー心理学を勉強し始めたばかりだ。

今回は概念を散りばめた程度だったが、いずれ体系化した記事を書いてみたいと思う。

 

※アドラー心理学に触れた記事は以下

「してあげる」への不快感と嫌悪感 ~アドラー心理学を自分にインストールしよう~

 

糸冬

 

参考文献

 

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